我々人間の行動の80%は習慣だと言われます。
習慣とは、行動の積み重ねによって
自然と身体が動くことを意味します。
長い間それを繰り返し行うことで、
あたかもそうすることがきまりのようになったものです。
習慣は、脳が省エネのため、
何も考えずに行動を選択できるよう、
行動に至るプロセスを自動化したもので、
習慣とは無意識で行動する事であり、
それは潜在意識の中に刷り込まれている物なのです。
習慣は、後天的な行動様式であり、
反復して行われることで固定化され、
いつしか その人とその人の習慣を
切り離して考えることができないような状態になり
「習慣は第二の天性なり」とも言われます。
習慣とは脳科学的には、記憶の集積の事なのだそうです。
何度も何度も繰り返し反復されて行われた思いや行動は、
長期記憶になり消すことが出来なくなります。
記憶とは脳の中の神経細胞(ニューロン)の
つながりの形の中にあり、
ニューロンの繋がり方で神経回路を作るのですが、
記憶とはこのつながりの形、回路のパターンなのだそうです。
行動が習慣化されると脳は毎回考える必要がなく、
効率がよくなります。
習慣化されると生活リズムに自動的に組み込まれるために、
労力が最小になり、準備期間も短くなります。
私たち人間の脳は、特定の習慣をつかさどる
神経経路が何らかの合図や外からの刺激で活性化すると、
その神経経路に沿って電気信号が走り、
それが習慣化された行動へと私たちを駆り立てるのです。
たとえば、朝歯を磨き、顔を洗うと言う事が習慣になっていれば、
朝起きると自動的に「歯を磨き、顔を洗う」の神経が作動し、
いちいち考える必要は無くなります。
習慣として定着していくにつれ、
その行動と結びついた神経経路はどんどん
太く強くなっていきます。
何度も同じ行動を繰り返すことで専用の神経経路をつくり、
それを強化していくことができるのです。
ところが習慣には良い習慣と悪い習慣があります。
どちらも無意識で自覚なくやっていますが、
良い習慣は良い結果を生み、悪い習慣は悪い結果を生んでいきます。
自己啓発作家のオグマンディーノの
著書『地上最強の商人』の中には
「人間の成功は、知識の多さや努力の積み重ねではない。
人間を成功に導くのは習慣である。
なぜなら、人間は習慣の奴隷である。
何人も、この命令者には抵抗しえない」
「このゆえに、成功を願うものは自分でよい習慣を作り、
自らそれに従わなければならない」とあります。
人間の習慣は繰り返されたその人の
思い(意思)によってつくられ、
運命は行動の結果として作り出されていくものなのです。
だから悪い習慣をやめ
良い習慣に変えていかなければなりません。
また人間は誰でも潜在意識の中に、
自分はこんな人間だという
自分自身のセルフイメージを持っています。
未来はどうにでも変えていける
可能性を秘めた空気の様な物です。
我々はその未來と出会いそれを受け止め、
自分の潜在意識の中にあるセルフイメージに
つなぎ合わせて何かを発信し、
過去と言う塊を作っていきます。
つまり外界と内面(セルフイメージ)をつなぎ合わせて
過去と言う塊を作っていくのです。
したがってセルフイメージは自分が未来にわたり
どのような姿になるかを決めていく重要なものです。
『感じ方が変われば行動が変わる、
行動が変われば習慣が変わる、
習慣が変われば人格が変わる、
人格が変われば運命が変わる』と言われます。
我々は過去に積み重ね、
潜在意識の中に刷り込まれた習慣や、
未来に向けてのセルフイメージを
書き換えていく事により、
新しい人格を得て、
新しい運命を作っていく事が出来るのです。
ところが潜在意識の中に刷り込まれた、
習慣やセルフイメージを変えていくのは、
そんなに簡単な事ではありません。
潜在意識に入り変化を起こすのは、
生き死に関わる様な強烈な体験や、
強い感情を伴った体験、
そして繰り返し、繰り返し、
反復されたものだと言われます。
私が手掛けている感性フォーラムでは
自分を見つめて感動的な素敵な自分、
未見の我に出逢います。
顕在意識、潜在意識の奥にある、
宇宙意識、神意識とも呼ばれる「真我」を
垣間見る体験と言ってもいいと思います。
(真我に目覚めると言う不遜な言葉は使いません)
素敵な自分への出逢いは大きな感動であり、
自らの過去を受け取りなおして、物の見方や感じ方が変わり
イメージが変わり、行動が変わっていきます。
自分の中で大きな変化が起こるのですが、
研修室を出て、日常に帰り、行動を定着させるには
何がしかのフォローアップがあった方がいいなと
思うようになりました。
と言うのは、脳は大きな変化を嫌がる性質があるからです。
脳は安定を求めるので、ホメオスタシスが働き、
新しい刺激から自分を守ろうと現状維持させるための信号を出し
新しい行事の習慣化を妨げるのです。
この、できるだけ変わらないようにする働きのことを
脳科学では「安定化指向」と言います。
人間は「同じでいたい、安定していたい、あまり変わりたくない」
という基本傾向があるのです。
ですから、普段夜中まで起きている人がいきなり
朝型生活をしようとしても、なかなかその習慣を変えられないのも、
元に戻ろうとする「安定化指向」が作動するからです。
では、脳は全く変わってくれないかというと、
そうではありません。大きくは変われないけれど、
少しずつなら変化を受け入れてくれます。
このほんの少しだけ変わることができる性質のことを
「可塑(かそ)性」と言います。
粘土のかたまりを指で押すと少しへこみますが
離しても元には戻らずその形のままですよね。
これが「可塑性」です。
つまり、少しずつなら、
自分自身を変化させることができるということです。
私もラグビーのキャプテンを務めましたが、
選ばれた最初はぎこちないものでした。
ところがその役割を果たさなければいけないと
常に意識する事により、次第に役割になれて、
板についていったように思われます。
NPOヒーローズでも会長と言う役割を担っていますが、
こちらも知らず知らずのうちに
「セルフイメージ」が作られていくのですね。
このように大きくは変われないけれど、
少しずつなら変化していくことができる性質が「可塑性」です。
だから新しく良い習慣を身につけようとする行為は、
これまでの習慣を続けさせようとする脳の抵抗との戦いになります。
オグマンディーノは
『習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけである』
と語っています。
だから良い習慣を何度も何度も反復し実行し、
刷り込んでいく事により「習慣」を変えることが出来るのです。
良い行動を習慣化させる目的は、自己の目標や夢の実現のため。
習慣化されれば、考えることなく体が動き、
負担なくなりたい理想像に近づいていく事が出来、
自分に自信がついてきます。
習慣化に要する期間は、一般的に3週間と言われます。
これは脳の海馬の関わる仕組みに関わります。
人間の記憶はいったん海馬に入って、
その中で整理をされて長期記憶になっていきます。
海馬に新しい情報が保管される期間は大体3週間で、
この3週間の間に何度も何度も同じ情報が
海馬の中に入っていく事によって長期記憶化が
しやすいので習慣が変えやすくなります。
ところが生存本能に関わるような習慣、
ダイエットや禁煙は、新しい習慣になるための期間は
もう少し長くて90日、約3か月かかるのだそうです。
人間の細胞が入れ替わるのは、
一説によると3か月、90日と言われます。
ですから習慣にも2つのタイプがあって、
指向的な習慣、行動的な習慣は3週間、
21日で変えることが出来て、
生存に関わる様な習慣を変えるには、
3か月90日位かかるのだそうです。
海馬の中に同じ情報が何度も何度も入って
長期記憶になっていきます。
習慣は記憶の集積ですから何度も何度も
無意識のうちに反復して入ってきたものが習慣になります。
一旦長期記憶になってしまったものは消えません。
習慣化されると、その行動をとることがつらくなくなり、
意識しないでも知らない間にその行動をとるようになり、
その行動をとらないと自分の中に違和感を、
感じるようになります。
つまり、最初は無理やりだったことが、
いつの間にかルーチン化し、
自然な行動になって行動している意識すら消失するのです。
習慣化とは意識して行っていたことが続けることで
意識しなくても出来るようになることで、
無意識化での必然的な行動パターンの事です。
脳は毎回同じインプットをし続けると
脳の方がパターン化を行うのです。
思考回路を動かして同じインプットには
同じアウトプットが出るように脳が記憶して
思考エネルギーを使わずに行動できるようにしてしまう。
脳の神経回路が強化された状態が習慣なのです。
ある物事を習慣化すれば、心理的、肉体的な抵抗を
感じすに行動できますが、これを自動化と言います。
新しい行動が習慣化されるとそれが自分の生活の軸になって
新しい自分らしさが生まれます。
必ず何かの成果につながるのが習慣化なのです。
脳を理解して利用できればいいですね。
脳がモチベーションを持ちやすい様に
報酬を与えるのも一つです。
ドーパミンは脳の快楽物質と言われますが、
楽しかったり、気持ち良かったりすると分泌されます。
ドーパミンが出る体質に自分をしてあげる事も大切ですよね。
また習慣化の目標は何かを明確にすることも大切です。
目標を持っているからこそ行動の継続が出来、
慣れ、習慣化され成果が生まれるのです。
コツは小さいことからコツコツ進める事でしょう。
多くのものをいっぺんに求めるのではなく、
まだできると思っても必ず行動をやめる事を3日間続けると、
自分の心に「もっとやりたい!」という飢餓感が生まれます。
最初から大きな変化を求めず、些細な変化に喜びを感じていきましょう。
行動するまでのハードルを下げるため
何かを準備しないといけないという事を避けてください。
やる時間を決めて日常生活の中に組み込んでしまうとか、
仲間と一緒にやったり、コーチングし合ったりすることも
有効だと思われます。
また普段使っている言葉は大切です。
人間が思ったことは実現化します。
良いことを思うといいことが起きて、
悪い事を思うと悪い事が起来ます。
言葉は思いの表現方法ですから、
プラスの事を言っているとプラスの事が起こるし、
マイナスの言葉を使っているとマイナスの事が起こってしまいます。
口癖とは習慣ですから口癖をよくすることが大切です。
セルフイメージとも関係しますが、
アファメーション(肯定的な自己暗示)は大事になってきます。
「不安だな」と思いながらやるのか、「もうできた」と思ってやるのか。
できているところをイメージして行動すると実現の確率が高くなります。
過去完了で「~できた」、あるいは現在進行形で「~している」と
言葉にする習慣を身に着けるべきです。
プラスの言葉やいい口癖を使う習慣、アファメーションを言う習慣
を身に着けたいものですね。
潜在意識は思った道理のイメージを実現させようと
常に動いているので、思った通りの事が叶ってしまうのです。
「いつか幸せになりたい」と言うのは
「今は幸せではない」と言うイメージです。
「いつか成功したい」は「成功していない」と
イメージしているという事です。
幸せになりたいのなら、幸せな状態をイメージしないといけません。
成功したいのなら成功した状態をイメージしないといけません。
理想の状態を先取りして、未来に立って
もうなったと過去完了でイメージして、
その状態をイラストにしたり、言葉にしたり、
自分がしっくりくる表現や、
元気になれる言葉をつなぎ合わせて、
セルフイメージを作っていく事が大切なのです。
イメージには時間の概念はありませんので、
イメージして成功の喜びの感情を先取りする事が
エネルギーになります。
出来るだけ繰り返して見たり言葉にしたりすることが
大切なので、夢のビジョンボードを作って、
目につく所においておくなんて言うのも良いですね。
鞄を変えたり、名刺入れを変えたり、というのも
セルフイメージを上げる事につながるかもしれませんね。
まずは変わるのだと信じ、変えると決断する事ですね。
未来のイメージをもって行動していきましょう。
生きる達人・・『今をあたかも最後の如くに生きる!』
/カテゴリ: 未分類 /作成者: hayashi令和2年もはや半分が過ぎました。
今年の干支は、変化の年と言われる庚子ですが、
コロナの問題、長引く梅雨、大変な思いをされている方も
いらっしゃるのではないかと、お見舞い申し上げます。
コロナの早い終息と、早い梅雨明けを祈りたいと思います。
今年は私にとっても変化の年で(このブログで書くのは初めてですが)
神戸製鋼グループを離れ、㈱MARUプロを設立しました。
名前通り私のあだ名「MARU」のプロジェクトと言う意味です。
元気に活動したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、先日福岡大学で、ZOOM講義をしたのですが
講義の後である女子学生から、気持ちの持ち方についての
相談のメールをもらいました。
許可をもらったのでやり取りをご紹介したいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは。
先ほどはご講義ありがとうございました。
講義を聞いていた福岡大学4年の学生〇〇です。
どうしても相談したいことがあり、
メールアドレスを教えてもらいました。
私も今大学で部活をしており、△△部に所属しています。
林先生と違って私は1,2年は試合経験がほとんどなく、
3年生になってやっと本格的に試合や練習試合に
出られるようになってきて、今年がラストシーズンです。
でも、全国大会はなくなり、九州リーグのみが
開催されることになりました。
それでも絶対に最後まで頑張ろう、という気持ちは
変わりませんが、正直メンタル面がきつくなってきています。
林先生は、今までのラグビー人生でメンタル面で
なやんだことはありますか?
もしあったら、その時どう乗り越えたのか
教えていただきたいです。
今日の講義を聞いて私も奮い立たされました。
本当にありがとうございました。
お忙しい中すみませんが、お返事お待ちしております。
福岡大学4年
〇〇
・・・・・・・・・・・・・・・
実は 私も学生時代にラグビー生活を憂鬱に感じたことがありました。
ありがたい事なのですが、1年の時から関西代表や日本代表候補に選ばれ、
大学ラグビーのシーズン終了後は、合宿や試合に呼ばれました。
大学ラグビー部の仲間は、長い1年のシーズンがやっと終わり、オフになって
ラグビーから離れて学生時代を謳歌して遊んでいる時も、私は一緒に遊ぶ事が出来ず
一人相変わらずのラグビー漬けで、「これがずっと続くのか⁉、いったいいつになったら
ラグビーから離れ休む事が出来るのか?」と、憂鬱になったことがありました。
その時すぐに気持ちを切り替えられたわけではないのですが、
後になって『前後を切って今ここを生きる!』事だと気付きました。
言葉を変えたら『今をあたかも最後の如くに生きる』ということです。
そんな体験からこんなメールを送りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇〇さん
メールをありがとう。
生きる達人とは、『今をあたかも最後のごとく生きる人』なのだそうです。
葉隠に「武士道とは死ぬことなりと見つけたり」とあります。
よく意味が分からないのですが、明日という字を入れるとよくわかります。
「武士道とは明日死ぬことなりと見つけたり」
明日死んでしまうと、今をあたかも最後のごとくに生きられたら
生きる達人になれるのだそうです。
もし今日が最後の日ならば、どのように生きますか?
今この時を大切に大切に、生きるのではないかと思います。
△△をしているそうですが、〇〇さんが明日も生きていて、
△△をプレーできるという保証はありません。
人間は常に死と闘いながら生きています。
そして生まれたからには確実に死にます。
しかしいつ死ぬかわからないし、我々は死が怖いから、
死を遠ざけ、ぼやかして生きています。
しかし死を遠ざけて、ぼやかせばぼやかしただけ、生までもがぼやけてしまう。
だから、今ここがぼんやりしてしまう。
明日生きている保証はありません。
△△ができるかどうかはわからない。
だから今を真剣に生きるのみですね。
林
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうしたらすぐに返事が来ました。
林先生
お返事ありがとうございます。
本当におっしゃる通りだと感じました。
1日1日、もっと大切に、練習できていることに感謝して、
毎日過ごして行こうと思います。
林先生のメールで1日の大切さに気づかされました。
お忙しい中本当にありがとうございます。
これから1日を大切に、真剣に、頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
〇〇
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元気に頑張ってもらえたら嬉しいです。
スポーツの良いところは、今ここに浸りきれるところですよね。
だからこそ、とめどもなく湧き上がる感動があるのだと思っています。
そんな小さな出来事をご紹介させてて頂きましたが
コロナの問題は我々に、『生きる!』という事を
改めて問いかけているのかも知れませんね。
年末のご挨拶
/カテゴリ: 未分類 /作成者: hayashi今年も後1日となりました。
1年が経つのは早いものですね。
新天皇・新皇后 両陛下が即位され、新元号「令和」がスタートしました。
新しい時代の幕開けの今年は、あなたにとって、どんな年でしたか?
私、個人としては、やっぱりラグビーの年でした。
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2月には第11回ヒーローズカップを日産スタジアムで開催しました。
ワールドカップの行われるグラウンドの運営には色んな事がありました。
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続いて4月にこどもラグビーワールドフェスティバルも開催しました。
7カ国のこども達が文化交流をし、日産スタジアムで交流戦を戦いました。

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スポンサーのお願い、チームの誘致、そして運営、こちらも色んな事がありました。
そして、ラグビー・ワールドカップ、大会前に様々なイベントをやり、
メディアにも随分取材して頂きました。
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大会が始まると本当にあっという間の44日間でした。
試合の観戦、パブリックビューイング。
懐かしいメンバーに会ったり、新たな出会いも沢山ありました。
クラシックワラビーズとの対戦も企画して、クラシックジャパンを編成
80人近くの方が参加してくれました。
両チームを合わせた総キャップ数は1400を超えました。
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日本代表が大活躍する度に注目が集まり、因縁のスコットランド戦を
松任谷夫妻と観戦したのも良い思い出です。
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かつてプレーしたメンバーと再会し、オックスフォードの友人達とも会いました。
スコットランドの英雄ヘイスティングさんとのトークショーもしました。
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色々とありましたが、何と言っても日本で開催されたワールドカップを、
沢山の仲間と一緒に楽しめたのが、何よりでした。
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終了後にNHKラジオのゲストに呼ばれ、ワールドカップの総括と今後の課題
についてお話出来たのも良かったです。
またラグビーの普及育成活動が認められて、日本スポーツ学会から
第10回目の大賞を頂く事も出来ました。
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ワールドカップ終了後は、ロスしている間も無くヒーローズカップが始まりました。
2ndステージ、決勝大会の開催に向けてバタバタと取り組んでいます。
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アーティスティックスイミングの井村監督が、選手たちに祭りを体験させたいと
仰るので、故郷徳島の大名連をご紹介し、一緒に阿波踊りも踊りました。
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松岡修造さんや、渡辺博之さんとの再会もうれしい事でした。
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仕事関係でも、今年は年間を通じてラグビーの講演を随分しました。
感性フォーラムの開催は3回だけの予定でしたが、素晴らしい感想やコメントをもらい、
150回目、最後の感性フォーラムを来年3月5日〜8日に開催する事を決めました。
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また感動人生のHEROを育成する新しい研修を作ろうと、
有志メンバーとトライアル勉強会もスタートしました。
来年は暦も子年に戻ります。私も年男で2月に還暦を迎えます。
3月末を持って神戸製鋼グループから離れる事も決めました。
新しい年を迎えるにあたり、来年度、そして未来に向けたビジョンをしっかり描き、
新しい挑戦を楽しみにしたいと思います。
今年一年大変お世話になり本当に有り難うございました。
どうか良い大晦日を過ごされ、良い年をお迎え下さいませ。
2020年が素晴らしい年になります様にお祈り申し上げます。
2019年あけましておめでとうございます。
/カテゴリ: 未分類 /作成者: hayashi2019年、あけましておめでとうございます。
2018年は様々なご縁を頂きありがとうございました。
私も新しい試みをいくつかスタートしました。
今年は元号も変わりますし、変化の年になると思っています。
そして何と言っても、今年はラグビーワールドカップ
一生一度の日本開催です。
やるべきこと、やりたいことが、山ほどあります。
一気に走り抜けたいものです。
年末にある方が、書を送ってくれました。
国難襲来す
国家の大事と言えども深憂するなかれ
深憂とすべきは人心の正氣の足らざるなり
正氣(せいき)とは
人間の正しい心のことであり
天地間に存在するという
物事の根本をなす氣のことです。
氣というのは、命の源と言われるものですが
うず氣、ときめ氣、の事だとも言えますし、
エネルギーととらえるとわかりやすいかもしれません。
元気、空気、勇気、病気、気持ち等
いくらでも気の付く言葉が出てきます。
元気=元のエネルギー
空気=空のエネルギー
勇気=勇ましいエネルギー
病気=病んだエネルギー
気持ち=持っているエネルギー
で意味が通じますよね
一般的には氣ではなく気という字が
使われるようになりましたが
氣 米 八方広がりという意味
気 〆 閉じ込めるという意味
の違いがあり、戦後GHQの文字改良で
気が使われるようになったとも言われます。
磁石には磁場があり、地球にも磁場がある様に
自然界・自然物には磁場を持ったものが多く存在し
この地場の様なドーナツ型をしているものを
トーラス構造と言い、実は人間もトーラス構造の
エネルギーを発していてるのだそうです。
貴方から発せられるエネルギーはトーラス状に
周りに広がっているので、良いエネルギーも
悪いエネルギーも周りの人に影響を与えます。
逆に言うと、周りの人のエネルギーもあなた自身に
影響を与えているともいえます。
良いエネルギーは良いエネルギーを引き寄せて
悪いエネルギーは悪いエネルギーを引き寄せます。
氣の良い人たちの中に入ると、
自分自身の氣も高まり氣も強くなります。
氣のいい場所に足を運び、氣のいいものを食べる。
自分のエネルギーを高めることができるので
トーラス状の氣の流れを意識して
うずき、ときめき、感動体質でお過ごしください。
#ラグビー #謹賀新年 #ワールドカップ #氣
#元気 #空気 #勇気 #感動体質
世界はあなたが作っている
/カテゴリ: 感性フォーラム, 講演・セミナー /作成者: hayashiある禅僧のうたに
『世の中で何が苦しと人問わば、
御法(みのり)を知らぬ人とぞ答えよ。』
と言うのがあります。
御法(みのり)とは大事なことで
それに光を当てて明らかにする事を言います。
世の中で何が苦しいかといえば、
それは大事なことを明らかにしないで
ぼんやりと生きることだ、ということですね。
この世に命を与えられて生まれてきた我々は、
与えられた命を最高に生かし、
精一杯生きて行かなければなりません。
私たちにとって大切な事は
『生きるとは何か』『人生とは何か』
『私とはだれか』『何のために生きるのか』と言う、
人間が向き合わなければならない
人生の大テーマではないでしょうか。
大哲学者のソクラテスは、
『汝自身を知れ』と言いました。
自分自身を明らかにすることは古来、
キリストや釈迦や孔子も
求めた世界ではないでしょうか。
人間は字のごとく、人の間を生きています。
幸福に生きるためには、周りとの
『いい間合い』を生きていかなければならず、
自分自身を知ることは大切なことなのです。
『幸福は人生の意味及び目標、
人間存在の究極の目的であり狙いである。』
とアリストテレスも言っている様に
いかに幸福な人生を送るかということが、
人間の究極の課題だと思われます。
相田みつおさんの書に
『幸せはみんな自分の心が決める』
と言うのがありますが
どうやら私たちの心の在り方で
幸せ不幸せは決まるようです。
世の中はたった一つの出来事の影だと言われます。
有る物は一つなのですが、
それを捉える人の心が違うため、
それぞれの認識、
それぞれの解釈が生まれるのだそうです。
人の心については、古来いろんな学問や宗教が
向き合って来ましたが、その一つに唯識があります。
唯識によると人間には6つの意識があり、
それが『眼・耳・鼻・舌・身・意』です。
まず視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の
5感を使い物事を認識します。
心はこれに意識を合わせた
6識と考えられましたが、
心の奥にはとらえられない部分
『無明』の存在がありました。
そこで考えられたのが、
自分にこだわる心の深い部分『マナ識』と
命にこだわる心の深い部分『アーラヤ識』の存在です。
唯識は仏教の深層心理学ともいわれますが、
現在の私たちの認識にもつながります。
我々の心にはまず顕在意識と
潜在意識があるといわれますが、
顕在意識が6識の部分で
顕在意識の奥には潜在意識があり、
これがマナ識とアーラヤ識と
言えるのではないでしょうか。
顕在意識と潜在意識の割合は
1対9とも1対99ともいわれ、
圧倒的に大きな力を持っているのは
潜在意識だと言われます。
しかしそのもっと奥には生成発展を求める、
宇宙の働きと同じもの『宇宙意識』『実相』
『真我』があるといわれています。
呼び名はそれぞれですが、
サムシンググレート、良心と言う言葉も、
これにあたるのかもしれません。
経営の神様といわれる稲盛和夫さんも
心の多重構造ということを言われていますが、
心の奥には魂があり、
その奥には『真我』があると言っておられます。
さて、少し話は変わりますが、
実は人の心があるから世界があるのです。
目に見えるものはある様に見えます。
有る事を意識する人間、私がいないと
それらの物は実はあるともないとも
言えないのです。
私達は自分の心が無くても、
地球はあっただろうと思っているし、
死んだ後もあるだろうと思っていますが、
それは私が『~と思う』事であって、
私が意識しなければあっても無くても
関係がない事なのです。
そういう意味では、心、私の心が認識して初めて、
私がいるとかいないとか、関係があるとかないとか、
意味があるとかないとかという事も、
意識する事によって意味が出てくるわけです。
だから外界の世界あるいは他人はすべて、
私がそれをあるとかないとか思う事によって
初めて成り立つものです。
だからすべては心がとらえたものと言えるわけです。
識と言うのは心をさして、
全世界はただ心だけと言うのが、
唯識と言う言葉なのです。
あなたが見ている世界は、
あなたの心のスクリーンに映ったものです。
何を映し出すかはフィルムによりますが
それは認識の仕方、心のあり方によって
決まって行くのではないでしょうか。
世の中は、縁起の理法によって
成り立っているといわれます。
その事を空ともいいますが、
世の中のものはどれをとっても
それ一つで存在するものはないということです。
私自身も地球という台地があり、
水があり、食物があり、空気があり、太陽の光があり、
両親がいて、そのまた両親がいて・・・という関係性の中で、
今の一瞬存在していると認識しているものなのです。
大自然にしても、山や川にしても、
宇宙が生まれ生成発展してきた中で、
今その形に見えるもので、
永遠ではなく、無常なのです。
宇宙が生まれ、物質が生まれ、
生成発展をしてきました。
古代宇宙には水素原子しかなかったのですが、
核融合によりいろんな元素が生まれ
さまざまな物質ができて、発展してきました。
地球も、私の体も、そうやって作られた
星のかけらでできているともいえます。
また私たちは世の中を、
私と私以外の世界という風に見がちですが、
実は宇宙は私をも含んだものなのです。
私は宇宙の一部であって、だから宇宙がそうであるように、
より高度なものを求め生成発展していこうと
言うものがあるのです。
『宇宙意識』『実相』『真我』『サムシンググレート』
いろんな呼び方はありますが、
稲盛さんに倣って『真我』という言葉を使いたいと思います。
私たちは自分の中にある『真我』の存在に気づくと、
体の中からエネルギーが湧き上がってきます。
気づくというのは、もともとあるわけです。
もともとあるから気づけばいいだけなのです。
ところが頭で理解するのと体験するのは違います。
例えになりますが、『真我』は普段は
人に見せるために作った殻に覆われて見えません。
その殻を破って本当の自分を垣間見たとき、
自分のすばらしさに気づきます。
その時にエネルギーが湧きあがってくるのです。
世界はあなたの心の中にあります。
過去を受け取り直し、
その意味づけを変えていく事は可能です。
「こうだったからこうなった」と受け取るのか
「こうだったからこそこうなれた」と受け取るのか、
幸せはみんな自分の心が決めます。
本当の自分『真我』を垣間見たときに、
自分のすばらしさに気づき、
感謝の気持ちが湧きあがってきます。
止めどもなく涙があふれ素直になれます。
『感謝は幸せの呼び水、素直は成長の親』と言われますが、
素直になって、感謝の気持ちで周りとの関係性を結び、
縁を整え、そこから新たな人生を
作っていく事が出来るのではないでしょうか。
習慣
/カテゴリ: 未分類 /作成者: hayashi我々人間の行動の80%は習慣だと言われます。
習慣とは、行動の積み重ねによって
自然と身体が動くことを意味します。
長い間それを繰り返し行うことで、
あたかもそうすることがきまりのようになったものです。
習慣は、脳が省エネのため、
何も考えずに行動を選択できるよう、
行動に至るプロセスを自動化したもので、
習慣とは無意識で行動する事であり、
それは潜在意識の中に刷り込まれている物なのです。
習慣は、後天的な行動様式であり、
反復して行われることで固定化され、
いつしか その人とその人の習慣を
切り離して考えることができないような状態になり
「習慣は第二の天性なり」とも言われます。
習慣とは脳科学的には、記憶の集積の事なのだそうです。
何度も何度も繰り返し反復されて行われた思いや行動は、
長期記憶になり消すことが出来なくなります。
記憶とは脳の中の神経細胞(ニューロン)の
つながりの形の中にあり、
ニューロンの繋がり方で神経回路を作るのですが、
記憶とはこのつながりの形、回路のパターンなのだそうです。
行動が習慣化されると脳は毎回考える必要がなく、
効率がよくなります。
習慣化されると生活リズムに自動的に組み込まれるために、
労力が最小になり、準備期間も短くなります。
私たち人間の脳は、特定の習慣をつかさどる
神経経路が何らかの合図や外からの刺激で活性化すると、
その神経経路に沿って電気信号が走り、
それが習慣化された行動へと私たちを駆り立てるのです。
たとえば、朝歯を磨き、顔を洗うと言う事が習慣になっていれば、
朝起きると自動的に「歯を磨き、顔を洗う」の神経が作動し、
いちいち考える必要は無くなります。
習慣として定着していくにつれ、
その行動と結びついた神経経路はどんどん
太く強くなっていきます。
何度も同じ行動を繰り返すことで専用の神経経路をつくり、
それを強化していくことができるのです。
ところが習慣には良い習慣と悪い習慣があります。
どちらも無意識で自覚なくやっていますが、
良い習慣は良い結果を生み、悪い習慣は悪い結果を生んでいきます。
自己啓発作家のオグマンディーノの
著書『地上最強の商人』の中には
「人間の成功は、知識の多さや努力の積み重ねではない。
人間を成功に導くのは習慣である。
なぜなら、人間は習慣の奴隷である。
何人も、この命令者には抵抗しえない」
「このゆえに、成功を願うものは自分でよい習慣を作り、
自らそれに従わなければならない」とあります。
人間の習慣は繰り返されたその人の
思い(意思)によってつくられ、
運命は行動の結果として作り出されていくものなのです。
だから悪い習慣をやめ
良い習慣に変えていかなければなりません。
また人間は誰でも潜在意識の中に、
自分はこんな人間だという
自分自身のセルフイメージを持っています。
未来はどうにでも変えていける
可能性を秘めた空気の様な物です。
我々はその未來と出会いそれを受け止め、
自分の潜在意識の中にあるセルフイメージに
つなぎ合わせて何かを発信し、
過去と言う塊を作っていきます。
つまり外界と内面(セルフイメージ)をつなぎ合わせて
過去と言う塊を作っていくのです。
したがってセルフイメージは自分が未来にわたり
どのような姿になるかを決めていく重要なものです。
『感じ方が変われば行動が変わる、
行動が変われば習慣が変わる、
習慣が変われば人格が変わる、
人格が変われば運命が変わる』と言われます。
我々は過去に積み重ね、
潜在意識の中に刷り込まれた習慣や、
未来に向けてのセルフイメージを
書き換えていく事により、
新しい人格を得て、
新しい運命を作っていく事が出来るのです。
ところが潜在意識の中に刷り込まれた、
習慣やセルフイメージを変えていくのは、
そんなに簡単な事ではありません。
潜在意識に入り変化を起こすのは、
生き死に関わる様な強烈な体験や、
強い感情を伴った体験、
そして繰り返し、繰り返し、
反復されたものだと言われます。
私が手掛けている感性フォーラムでは
自分を見つめて感動的な素敵な自分、
未見の我に出逢います。
顕在意識、潜在意識の奥にある、
宇宙意識、神意識とも呼ばれる「真我」を
垣間見る体験と言ってもいいと思います。
(真我に目覚めると言う不遜な言葉は使いません)
素敵な自分への出逢いは大きな感動であり、
自らの過去を受け取りなおして、物の見方や感じ方が変わり
イメージが変わり、行動が変わっていきます。
自分の中で大きな変化が起こるのですが、
研修室を出て、日常に帰り、行動を定着させるには
何がしかのフォローアップがあった方がいいなと
思うようになりました。
と言うのは、脳は大きな変化を嫌がる性質があるからです。
脳は安定を求めるので、ホメオスタシスが働き、
新しい刺激から自分を守ろうと現状維持させるための信号を出し
新しい行事の習慣化を妨げるのです。
この、できるだけ変わらないようにする働きのことを
脳科学では「安定化指向」と言います。
人間は「同じでいたい、安定していたい、あまり変わりたくない」
という基本傾向があるのです。
ですから、普段夜中まで起きている人がいきなり
朝型生活をしようとしても、なかなかその習慣を変えられないのも、
元に戻ろうとする「安定化指向」が作動するからです。
では、脳は全く変わってくれないかというと、
そうではありません。大きくは変われないけれど、
少しずつなら変化を受け入れてくれます。
このほんの少しだけ変わることができる性質のことを
「可塑(かそ)性」と言います。
粘土のかたまりを指で押すと少しへこみますが
離しても元には戻らずその形のままですよね。
これが「可塑性」です。
つまり、少しずつなら、
自分自身を変化させることができるということです。
私もラグビーのキャプテンを務めましたが、
選ばれた最初はぎこちないものでした。
ところがその役割を果たさなければいけないと
常に意識する事により、次第に役割になれて、
板についていったように思われます。
NPOヒーローズでも会長と言う役割を担っていますが、
こちらも知らず知らずのうちに
「セルフイメージ」が作られていくのですね。
このように大きくは変われないけれど、
少しずつなら変化していくことができる性質が「可塑性」です。
だから新しく良い習慣を身につけようとする行為は、
これまでの習慣を続けさせようとする脳の抵抗との戦いになります。
オグマンディーノは
『習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけである』
と語っています。
だから良い習慣を何度も何度も反復し実行し、
刷り込んでいく事により「習慣」を変えることが出来るのです。
良い行動を習慣化させる目的は、自己の目標や夢の実現のため。
習慣化されれば、考えることなく体が動き、
負担なくなりたい理想像に近づいていく事が出来、
自分に自信がついてきます。
習慣化に要する期間は、一般的に3週間と言われます。
これは脳の海馬の関わる仕組みに関わります。
人間の記憶はいったん海馬に入って、
その中で整理をされて長期記憶になっていきます。
海馬に新しい情報が保管される期間は大体3週間で、
この3週間の間に何度も何度も同じ情報が
海馬の中に入っていく事によって長期記憶化が
しやすいので習慣が変えやすくなります。
ところが生存本能に関わるような習慣、
ダイエットや禁煙は、新しい習慣になるための期間は
もう少し長くて90日、約3か月かかるのだそうです。
人間の細胞が入れ替わるのは、
一説によると3か月、90日と言われます。
ですから習慣にも2つのタイプがあって、
指向的な習慣、行動的な習慣は3週間、
21日で変えることが出来て、
生存に関わる様な習慣を変えるには、
3か月90日位かかるのだそうです。
海馬の中に同じ情報が何度も何度も入って
長期記憶になっていきます。
習慣は記憶の集積ですから何度も何度も
無意識のうちに反復して入ってきたものが習慣になります。
一旦長期記憶になってしまったものは消えません。
習慣化されると、その行動をとることがつらくなくなり、
意識しないでも知らない間にその行動をとるようになり、
その行動をとらないと自分の中に違和感を、
感じるようになります。
つまり、最初は無理やりだったことが、
いつの間にかルーチン化し、
自然な行動になって行動している意識すら消失するのです。
習慣化とは意識して行っていたことが続けることで
意識しなくても出来るようになることで、
無意識化での必然的な行動パターンの事です。
脳は毎回同じインプットをし続けると
脳の方がパターン化を行うのです。
思考回路を動かして同じインプットには
同じアウトプットが出るように脳が記憶して
思考エネルギーを使わずに行動できるようにしてしまう。
脳の神経回路が強化された状態が習慣なのです。
ある物事を習慣化すれば、心理的、肉体的な抵抗を
感じすに行動できますが、これを自動化と言います。
新しい行動が習慣化されるとそれが自分の生活の軸になって
新しい自分らしさが生まれます。
必ず何かの成果につながるのが習慣化なのです。
脳を理解して利用できればいいですね。
脳がモチベーションを持ちやすい様に
報酬を与えるのも一つです。
ドーパミンは脳の快楽物質と言われますが、
楽しかったり、気持ち良かったりすると分泌されます。
ドーパミンが出る体質に自分をしてあげる事も大切ですよね。
また習慣化の目標は何かを明確にすることも大切です。
目標を持っているからこそ行動の継続が出来、
慣れ、習慣化され成果が生まれるのです。
コツは小さいことからコツコツ進める事でしょう。
多くのものをいっぺんに求めるのではなく、
まだできると思っても必ず行動をやめる事を3日間続けると、
自分の心に「もっとやりたい!」という飢餓感が生まれます。
最初から大きな変化を求めず、些細な変化に喜びを感じていきましょう。
行動するまでのハードルを下げるため
何かを準備しないといけないという事を避けてください。
やる時間を決めて日常生活の中に組み込んでしまうとか、
仲間と一緒にやったり、コーチングし合ったりすることも
有効だと思われます。
また普段使っている言葉は大切です。
人間が思ったことは実現化します。
良いことを思うといいことが起きて、
悪い事を思うと悪い事が起来ます。
言葉は思いの表現方法ですから、
プラスの事を言っているとプラスの事が起こるし、
マイナスの言葉を使っているとマイナスの事が起こってしまいます。
口癖とは習慣ですから口癖をよくすることが大切です。
セルフイメージとも関係しますが、
アファメーション(肯定的な自己暗示)は大事になってきます。
「不安だな」と思いながらやるのか、「もうできた」と思ってやるのか。
できているところをイメージして行動すると実現の確率が高くなります。
過去完了で「~できた」、あるいは現在進行形で「~している」と
言葉にする習慣を身に着けるべきです。
プラスの言葉やいい口癖を使う習慣、アファメーションを言う習慣
を身に着けたいものですね。
潜在意識は思った道理のイメージを実現させようと
常に動いているので、思った通りの事が叶ってしまうのです。
「いつか幸せになりたい」と言うのは
「今は幸せではない」と言うイメージです。
「いつか成功したい」は「成功していない」と
イメージしているという事です。
幸せになりたいのなら、幸せな状態をイメージしないといけません。
成功したいのなら成功した状態をイメージしないといけません。
理想の状態を先取りして、未来に立って
もうなったと過去完了でイメージして、
その状態をイラストにしたり、言葉にしたり、
自分がしっくりくる表現や、
元気になれる言葉をつなぎ合わせて、
セルフイメージを作っていく事が大切なのです。
イメージには時間の概念はありませんので、
イメージして成功の喜びの感情を先取りする事が
エネルギーになります。
出来るだけ繰り返して見たり言葉にしたりすることが
大切なので、夢のビジョンボードを作って、
目につく所においておくなんて言うのも良いですね。
鞄を変えたり、名刺入れを変えたり、というのも
セルフイメージを上げる事につながるかもしれませんね。
まずは変わるのだと信じ、変えると決断する事ですね。
未来のイメージをもって行動していきましょう。